【夏ランニング対策完全ガイド】熱中症を防いで快適に走るコツとおすすめアイテム

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箱根駅伝を走った経験からランニングに関しての情報を発信しています。
・実績(タイムはざっくり)
箱根駅伝出場
5,000m 14分15秒
10,000m 29分30秒
ハーフ 65分
 

・アスリートは夏にどんな工夫をしているんだろう?
・夏になると月間走行距離が減ってしまう…
・夏におすすめのアイテムってある?

そんな疑問にお答えするために、この記事では夏のランニングでの工夫や注意点を実体験をもとに解説していきます!

夏のランニングは冬季のマラソンに向けての土台作りや、ボディメイクにとって必要不可欠です。

ですが、夏のランニングはしっかりとした暑さ対策をしないと、とても危険です。

この記事では「暑さ対策」について書いていこうと思います。

継続は大切です。ランニングを継続するために少しでも役に立てれば幸いです。

この記事で分かること

  • 夏ランの注意点
  • 夏ランに必要な工夫
  • 夏ランのおすすめアイテム

結論、涼しい時間に日光対策をして、水と電解質をとって、練習を工夫すればOK

では、詳しく書いていきます!

目次

夏ランニングの注意点と熱中症対策

夏のランニングで最も注意すべきは「熱中症」と「脱水症状」です。特に湿度が高い日本の夏では、汗が蒸発しにくく体温が下がりづらいため、思っている以上に身体はダメージを受けています。

私自身、学生時代の夏合宿で「あと5キロ」と無理をした結果、練習後に立てなくなるほど脱水状態になったことがあります。水は飲んでいたつもりでしたが、足りていなかったんです。

その経験から、以下のポイントを必ず意識するようにしています:

  • 夏の日中は極力走らない!
  • トレーニング前・中・後でこまめな水分と塩分(電解質)補給
  • 無理しない。「今日は軽め」に切り替える柔軟さ

走力アップよりも「継続」が大切な時期と割り切りましょう。

箱根常連校の学生も夏の日中はほとんど走りません。
早朝(5時)や夕方(16時)に練習を行っており、それでも暑いので夏のほとんどは山や北海道で、合宿をしています。

暑さに負けない!夏ランニングの工夫と続けるコツ

暑さに負けず継続するためには、「涼しく走る工夫」がポイントです。以下のような工夫が効果的です。

1. 時間帯を工夫する

朝5時〜7時頃、または日没後(18時以降)が理想。

体感気温も低く、紫外線も少なめなので、疲労が残りません。

2. 日陰を選んで走る

公園の周回コースや川沿いの木陰など、直射日光を避けられるコースを探してみましょう。

日陰だけでも体感温度がかなり違います。

3. メニューの工夫

日中に60分以上のジョグは控えましょう。

短時間のジョグや、ウォーキング、インターバルなどのスピード練習を中心に行いましょう。

4. 心拍数で管理する

気温が高いと心拍数が上がりやすくなるため、GPSウォッチなどで心拍を見ながら「オーバーワーク防止」を心がけましょう。

感覚に頼りすぎず、体から出るSOSを見逃さないようにしましょう。

5.夏 ランニングの服装

夏のランニングにおいて服装はとても重要です。

チェックポイントとしては「通気性」「日差し対策」です。

「通気性」は半袖やハーフパンツを着用するのはもちろんのこと「吸汗速乾性」など、機能性のある素材を選ぶと良いでしょう。今はユニクロでも取り扱っているので積極的に採用しましょう。ですが、スポーツメーカーのウェアのほうが着心地や機能性に優れているため、レースなど「ここぞ」というときのために、1着は持っておくのがおすすめです。

「日差し対策」はサングラス、帽子を使用し、日差しによる体温上昇を抑えましょう。
また、紫外線を多く浴びることで疲労感が出やすく、健康においても紫外線の浴びすぎはよくありません。

日焼けが気になる方はアームカバーもオススメです。

夏ランニングQ&A|走る距離・室内トレ・やる気対策

Q. 夏は距離が落ちてしまっても大丈夫?

→ 全く問題ありません。
夏は「走行距離よりも継続」。冬のパフォーマンスに向けて、今は土台作りの時期と割り切るのが大事です。

長い時間走りたい方は、涼しい時間帯にゆっくりしたペースで長い距離を走る「LSD」を取り入れることをオススメします。

Q. どうしても暑さでやる気が出ない…

→ 無理せず「走りたくなる工夫」を。
お気に入りのコースで朝ラン、シャワー後に好きなドリンクを用意、など「ごほうび習慣」がモチベ維持に効きます。

Q. 室内トレーニングでも効果ある?

→ あります!
エアロバイクやトレッドミル、縄跳び、体幹トレなど、汗をかける活動は代替トレになります。

夏の暑さ対策に!ランニングおすすめアイテム

夏ランニングでオススメのアイテムを紹介していきます。

サングラス|紫外線から目を守る“夏ランの必需品”

夏の強い日差しの中を走るとき、サングラスはただの“かっこつけアイテム”ではありません。紫外線による目の疲労や炎症を防ぐ効果があります。
特に朝や夕方、日差しが斜めから入ってくる時間帯は、サングラスがあるだけで視界がクリアになり、安全にもつながります。

私自身、学生時代の夏合宿でサングラスをかけるようになってから、目の疲れが激減し、午後の練習もスッキリこなせるようになりました。

おすすめは「軽量」で「フィット感」のあるスポーツ用(例:Oakley、SWANSなど)。
汗をかいてもズレにくく、通気性もあるものを選びましょう。

サングラスは信頼できるメーカーを選ぶことを強くおすすめします。
粗悪品は瞳孔を開かせるだけで、かえって多くの紫外線を取り込んでしまいます。紫外線は目への健康被害に繋がります。

塩分タブレット|「水だけ」では足りない!走る人のためのミネラル補給

夏場のランニングでは、汗と一緒に塩分(ナトリウム)が大量に失われます。
これを水だけで補うと体内の電解質バランスが崩れて、かえって脱水や足つりの原因になります。

そこで活躍するのが「塩分タブレット」や「塩飴」。
走る前や途中、特に長めのジョグやポイント練のときには、1~2粒を目安に摂取するとバランスよく水分を吸収できます。

おすすめは:

  • 味の素「アクアソリタ」
  • 大塚製薬「経口補水塩タブレット」
  • カバヤ「塩分チャージタブレット」

※走る前後だけでなく、日常でもこまめに取り入れるのがコツです。

塩分以外にも運動に役立つ栄養が入っています。
コンビニや薬局でも見かけたら買っておこう!

帽子|“頭を守る”シンプルかつ効果的な暑さ対策

直射日光が頭に当たり続けると、体温がどんどん上がり、熱中症リスクが一気に高まります。
そんなときに有効なのが、ランニングキャップやバイザーです。

帽子は直射日光を遮るだけでなく、汗止めの役割も果たしてくれます。最近は通気性が高く、冷感素材を使ったものも増えており、濡らして使うとさらに効果アップ。

こちらの商品は通気口が3ヶ所あり、通常の帽子に比べて、帽体内の温度が最大で約10℃低く、湿度は30%カットされます。
私は熱がこもるのが苦手で帽子はあまり好きではなかったのですが、この商品は通気性が高く、快適に使えるので愛用していました!

おわり

夏のランニングは、工夫次第で快適にも危険にもなります。大切なのは「無理をしないこと」と「継続すること」。
暑さとうまく付き合いながら、秋冬に向けてじっくり身体を作っていきましょう。

まとめ

  • 暑い日は無理せず、朝や夕方の涼しい時間帯に走る
  • 水と一緒に塩分(電解質)も忘れず補給する
  • サングラスや帽子で日差し対策をする
  • 継続を第一に、工夫しながら楽しむ

ぜひ、自分に合った暑さ対策を見つけて、夏ランを楽しんでください!

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