「ランニング 10km」で完走を目指す!初心者から目標達成までの完全ガイド

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箱根駅伝を走った経験からランニングに関しての情報を発信しています。
・実績(タイムはざっくり)
箱根駅伝出場
5,000m 14分15秒
10,000m 29分30秒
ハーフ 65分
 

  • ランニングを始めたけど最初の目標が分からない
  • 10㎞を走るための練習が分からない
  • 10kmって長い距離だけど私にも走れるかな?

そんな疑問にお答えするためにこの記事では10㎞をランニングで走るための工夫や速く走る方法を実体験をもとに解説していきます!

10kmランニングは、健康維持や体力向上はもちろん、何よりも大きな達成感を味わえる素晴らしいチャレンジです。

フルマラソンほど準備に時間がかからず、比較的無理なく挑戦できるため、多くのランナーにとって最初の大きな目標となることが多いです。

この記事で分かること

  • ランニングで10㎞を走る方法
  • 10㎞を速く走る方法
  • 10kmを走るメリット

では、詳しく見ていきましょう!

目次

初心者に10kmランニングがおすすめな理由

ランニング10kmは、多くの人にとっておすすめな目標です。

その中でも特に初心者ランナーにとって最適な目標です。その理由は以下の通りです。

  • フルマラソンに比べて無理なく挑戦できる距離
  • ランニングの楽しさや達成感を実感しやすい
  • ダイエット・健康促進に大きなメリットがある
  • 将来的にマラソンへのステップアップを視野に入れられる

最初の一歩を踏み出す初心者ランナーにとって、10kmという距離は、適度な挑戦であり、継続しやすい目標になるでしょう。

10kmであれば、比較的短期間のトレーニングで完走を目指せます。また、達成しやすい目標を設定することで、ランニングを楽しく続けられ、運動を習慣化しやすくなります。

10kmを走る習慣がつけば、マラソンへの挑戦も現実的になります。
マラソンを走るメンタルと肉体を身につけることができます。

10kmはきつい?10㎞のハードル

「10kmって、きついんじゃない?」そう思う方もいるかもしれません。

確かに、ランニング未経験者にとっては、10kmという距離は決して楽な目標ではありません。

例えば、高校生の陸上競技で公式に実施されるトラック種目は5000mまでです。駅伝の主要区間では10kmを走る選手もいますが、彼らは日々の厳しいトレーニングを積んだアスリートです。

高校でも練習では10㎞以上走りますが、私が高校で陸上競技をしていた頃でも10㎞は決して楽な距離ではありませんでした。

このように聞くと、10kmランニングのハードルが高く感じるかもしれません。

しかし、適切なトレーニングとペース配分を学べば、無理なく完走できる距離です。

↓ランニング未経験者におすすめの記事。

ランニング 10kmはどのくらいダイエットに効果があるのか

ランニングの消費カロリーは下記の通りです。

体重(kg) × 距離(km) × 1.05」=消費カロリー
例)60kg × 10km × 1.05 = 630キロカロリー

600キロカロリーは、女性の一食分程度です。
ダイエットの基本はシンプルに「消費カロリー>摂取カロリー」にすること。10kmのランニングによる高いカロリー消費は、ダイエットの後押しになります。

もちろん、3食バランス良くしっかりと食べることが健康的に瘦せることで重要です。

また、ランニングは、適度な筋肉もつくため、基礎代謝も上がります。

ランニングは消費カロリーが高く、基礎代謝も上がることからダイエットに大きな効果があるといえるでしょう。

ジムでトレーニングもいいですが、走るのは無料なので、しっかりとダイエットの習慣が身につくまではランニングがオススメです!

ランニング 10km 完走までのステップと練習計画

最初の目標設定と無理のないステップアップ法

10kmランニングを始めるにあたって、最初に大切なのは、自分に合った目標を設定することです。無理な目標を立ててしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高まります。まずは「10kmを歩かずに完走する」というシンプルな目標から始めてみましょう。

具体的なステップアップ法として、最初はウォーキングからランニングを取り入れ、徐々にランニングの距離や時間を増やしていく「ウォーク&ラン」がおすすめです。

では、具体的なステップごとに練習計画を見ていきましょう!

1~2週目
ウォーキング期

週2~3回、30分間のウォーキングを行います。

3週目
ウォーク&ラン期

週2~3回、「5分ウォーキング+3分ジョギング」を繰り返す練習を30分間行います。

4~7週目
ジョギング期

週2~3回、ジョギングの時間を増やし、最終的に「歩かずに30分間ジョギング」を目指します。

8週目~
距離延長期

30分間走り続けられるようになったら、無理のない範囲で距離を伸ばしていきます。例えば、1回あたり5km、7kmと徐々に距離を伸ばし、最終的に10kmの完走を目指します。

距離延長期から始めてもいいの?

30分間を無理なく走り続けることができたら大丈夫です!
無理のないラインは、翌日も同じ練習ができるかを目安にしてくださいね。

ランニング よくある疑問Q&A

毎日走るのは必要

必要ありません。怪我のリスクが大きいので、プロやマラソンでサブ3(2時間台)を目指す人でない限り毎日走ることは控えましょう。

練習しても距離が伸ばせない

多くのランナーが経験することです。
無理に距離を伸ばそうとせずに、同じ距離でもスピードを上げて質を上げて継続した練習をしてください。
ランニングにおいてほとんどの伸び悩みは継続と適切な休息で解決できます。

10㎞を速く走れるようになりたい

ランニングの後に100mダッシュ(流し)を3本程度入れてください。体に刺激を与えることで、速いスピードにも慣れていきます。徐々に距離を伸ばして300m、500mと距離を伸ばしてスピード慣れをしてください。


10kmランニング余裕完走するために必要なこと

適正ペーススピード管理

楽に走ることで一番大切なことはペース管理です。

スタート直後は体が疲れていないためペースが上がりやすく、知らず知らずのうちにオーバーペースになり、後半にバテてしまうことがよくあります。

確かに、ペース管理は箱根ランナーのようなトップ選手でさえ、レース中にミスをすることがあるほど難しいものです。そこでおすすめなのが「ビルドアップ走」です。

ビルドアップ走は、最初にゆっくりと走り、後半にかけて徐々にスピードを上げていく方法です。

ランニングを楽しく感じられるだけでなく、ペース配分の感覚を養うのにも非常に役立ちます。10kmであれば、5kmあたりからペースアップを意識してみましょう。

10km完走するための体作り

皆さんは最初から最後まで同じフォームで走ることができますか?

箱根ランナーやマラソンランナーは走るだけでなく、筋力トレーニングもしっかりと行っています。

なぜなら、筋力トレーニングは楽に走る為に重要だからです。より具体的に言えば、最初から最後までフォームを崩さずに走りきるために必要だからです。

具体的なメニューとしては下記の通りです。各10回や30秒間を練習後に継続するだけで圧倒的にランニングが楽になります。

  • 腹筋
  • プランク(うつ伏せの姿勢で前腕とつま先で体を支え、姿勢をキープ)
  • 腕立て伏せ
  • スクワット

特殊な筋トレは必要ありません。一般的な筋トレを継続することが一番の近道です。

本当に筋トレで速くなるの?

どんな箱根常連校でも筋トレに沢山の時間をかけています。
伸び悩んだりした時は体作りなどのアプローチも試すといいと思います!

まとめ:「ランニング 10km」で新しい自分に出会おう

この記事では、「ランニング 10km」を目標とするあなたのために、準備からトレーニング、ペース管理、そして継続のコツまで、幅広く解説してきました。10kmという距離は、初心者にとっては挑戦的に感じるかもしれませんが、適切な知識と計画的な練習があれば、誰でも必ず完走できる素晴らしい目標です。

改めて、10km ランニングがおすすめな理由は以下の通りです。

  • フルマラソンに比べて無理なく挑戦できる
  • ランニング楽しさ達成感を実感できる
  • ダイエット健康促進に大きなメリットがある
  • 将来的にマラソンへのステップアップも視野に入れられる

「ランニング 10km」を達成することは、単に体を動かすだけにとどまりません。目標に向かって努力する過程で得られる精神的な強さ、完走した時の大きな達成感、そして健康的な生活習慣の確立は、あなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

このガイドが、あなたのランニングライフの素晴らしいスタート、そして目標達成の一助となれば幸いです。

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